config.txt
は本ツールの設定ファイルです。このファイルには、設定画面で設定される内容をはじめ、ツールのほとんどの状態(ソートやフィルタの条件、チェックボタンの選択状態など)が保存されます。設定ファイルはツール起動時に自動的に読み込まれ、前回の状態が復元されます。
設定ファイルが保存されるタイミングは以下のいずれかです。確実にツールの設定や状態を保存したいときは、1.の方法で設定ファイルを保存して下さい。
設定ファイルは消去、移動、編集しないようにお願いいたします。設定ファイルが壊れると、それまでの設定は全て失われ、ツールは初期状態に戻ります。このような場面から、付与された語義を含む辞書見出しの全ての語義の語釈文を表示させることができます。例えば、`iwa:21339.0.2.1'という語義の辞書見出しにおける他の語義の語釈文を読むことができます。これには以下の方法a, 方法bの2通りの方法があります。方法aの方が操作が簡単ですので、こちらを使うことを推奨します。(クリックで原寸大の画像を表示します)
上記の一連の作業をビデオで見る
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辞書見出しを表示する際、方法aでは表示できない場合があります。具体的には、「ひとつの形態素に異なる辞書見出しの語義が付与されていて、それらのうち2番目以降の語義を含む辞書見出しを表示したい場合」では、方法bを用いる必要があります。
注) GDAコーパスでは方法bを使わなければならないケースは非常に稀です。通常は方法aで問題ありません。
方法aでは、1つの形態素に複数の語義が付与されているときは、先頭の語義を含む辞書見出しが表示されます。上記の例では、付与されている3つの語義のうち、先頭の`iwa:21339.0.2.1'の語義を含む辞書見出しが表示されます。
複数の語義が付与されている場合でも、それらが同じ見出し語の語義であるならば、方法aでも十分です。例えば、ひとつの形態素に`iwa:21339.0.2.1'と`iwa:21339.0.2.2'という2つの語義が付与されている場合、これらはともに21339番の見出し【したがう】の語義なので、方法aで【したがう】の辞書見出しを表示させることができます。ちなみに、岩波国語辞典の語義は`iwa:A.B.C.D'という形式で表わされていますが、このうちAの部分が辞書見出しのIDを表わしています。
一方、上記の例(`iwa:21339.0.2.1'と`iwa:22692.0.4')のように異なる見出し語の語義が付与されていて、2番目以降の語義を含む辞書見出しを表示するには、方法bを用いる必要があります。
なお、ファイル閲覧ビューでの「語義ID」による検索では、複数の語義をスペースで区切って検索キーとすることで複数の語義を同時に検索できます。また、`iwa:A.B.C.D'という形式以外の検索キーは全て無視されます。したがって、方法bでは、コピー&ペーストで語義のセルの内容をそのまま検索キーとすれば、辞書見出しを効率良く検索できます。