ツールの設定
メニューバーから「Option」→「設定」を選択します。新しいウィンドウが開き、設定画面が表示されます。
(クリックで原寸大の画像を表示します)
設定画面は、設定エリアと、ウィンドウ下部にある保存ボタン、キャンセルボタン、閉じるボタンで構成されます。
「保存」ボタンを押すと設定が保存されます。保存ボタンを押さずに設定画面を閉じると、変更された設定の内容は破棄されます。設定を変更したときは必ず保存するようにして下さい。
「キャンセル」ボタンを押すと、設定の変更を破棄し、設定画面を起動した直後の状態に戻します。このボタンは、設定が変更されていないときは無効(ボタンを押せない状態)になります。
「閉じる」ボタンを押すと設定画面を閉じることができます。
未設定の項目
設定されていない項目は背景が赤く表示されます。また、設定エリアの右下に「!未設定の項目があります」というメッセージが表示されます。上の画面の例では「GDAフォルダ(新聞)」、「GDAフォルダ(岩波)」、ウェブブラウザの「リストから選択」の3つの項目が未設定であることを示しています。
ここではツール全般の設定を行います。
- GDAフォルダ(新聞)
新聞GDAコーパスを含むフォルダを指定します。ここで指定するのは、『新聞記事GDAコーパス2004』と『毎日新聞94年CD-ROM』の2つのデータから復元されたコーパスを含むフォルダです。a01-1
から a20-2
までの40個のサブフォルダを含むフォルダを指定して下さい。なお、コーパスの復元方法につきましては、『新聞記事GDAコーパス2004』の配布CD-ROMに含まれるドキュメントをお読み下さい。
ツール内の「選択」ボタンを押すとファイルダイアログが表示されますので、新聞GDAコーパスを含むフォルダを選択して下さい。テキストフィールドにフォルダのパスを直接入力しても構いません。
正しいフォルダが選択されていないときは、テキストフィールドの背景が赤くなります。この状態ではコーパスの閲覧や検索はできません。
- GDAフォルダ(岩波)
岩波GDAコーパスを含むフォルダを指定します。ここで指定するのは、GSKから配布された『岩波国語辞典第五版タグ付きコーパス2004』の中にあるcorpus
というフォルダです。dict01
から dict30
の30個のサブフォルダを含むフォルダを指定して下さい。
ツール内の「選択」ボタンを押すとファイルダイアログが表示されますので、岩波GDAコーパスを含むフォルダを選択して下さい。テキストフィールドにフォルダのパスを直接入力しても構いません。
正しいフォルダが選択されていないときは、テキストフィールドの背景が赤くなります。この状態ではコーパスの閲覧や検索はできません。
- ウェブブラウザ
本ツールでは、ファイル閲覧ビューからのファイルの表示、ならびにヘルプの表示などでウェブブラウザを使用します。ここでは使用するウェブブラウザを指定します。以下の2通りの指定方法があります。
- リストから選択
リストからウェブブラウザを選択します。選択可能なウェブブラウザは以下の通りです。(括弧内はそれぞれのウェブブラウザを利用可能なOSを表わしています)
-
(Windows, Mac OS X)
OSで設定されるデフォルトのウェブブラウザです
-
(Windows)
-
(Windows, Mac OS X, Linux)
-
(Mac OS X)
これらのウェブブラウザがインストールされていても、本ツールが検出に失敗するときがあります。この場合、そのウェブブラウザは選択できませんので、以下の「ダイアログから選択」の方法で指定して下さい。
- ダイアログから選択
ウェブブラウザのパスを直接指定します。「選択」ボタンを押し、ファイルダイアログから使用するウェブブラウザを選択して下さい。
Windowsの場合、拡張子が .exe のファイルを選択して下さい。多くの場合、ウェブブラウザは C:\Program Files\
の下にあります。
Mac OS Xの場合、拡張子が .app のファイルを選択して下さい。多くの場合、ウェブブラウザは /Applications
の下にあります。
Linuxの場合、ウェブブラウザの実行ファイルを選択して下さい。多くの場合、ウェブブラウザは /usr/bin
または /usr/local/bin
の下にあります。
-
ファイル表示
ファイル閲覧ビューからGDAコーパスのファイルをウェブブラウザで表示する際、この項目をチェックすると、一文ごとに改行して表示します。
-
初期のビュー
ツール起動時に最初に表示するビューを指定します。「(前回と同じ)」を選択したときは、前回のツール終了時に表示されていたビューと同じビューが表示されます。